ダイエットにはいろいろなやり方があります。
また、組み合わせ方もさまざまでやり方や組み合わせか次第では効果的なダイエットが期待できますが、逆に間違ったやり方や組み合わせ方次第では健康を害してしまうこともありますので注意が必要になります。
ダイエットの王道としては運動と食事があります。
この2つに関しては私もこれまでに何度も挑戦して成功したり、失敗したり、リバウンドをしたりしてきましたのでこれまでの経験から分かったことを紹介します。
運動に関しましては筋肉量を増やし、身体の基礎代謝を上げる目的で行う筋肉トレーニングと脂肪を燃焼させるために体内に酸素を取り込みながら体を動かす有酸素運動を行ってきました。
これは今でも続けています。
まず筋肉トレーニングでは基礎代謝を向上させることを目的に行っていますので身体の中にある大きな筋肉を中心にトレーニングを行っています。
具体的には身体の前面の大胸筋と腹直筋、体の後面の広背筋、下肢では大腿四頭筋やヒラメ筋、腓腹筋のトレーニングを重点的に行っています。
野球やサッカーなどのスポーツを行っているのであれば、それぞれのスポーツに必要なインナーマッスルなどの筋肉をトレーニングして、繊細な感覚を養ったり、怪我をしにくい身体作りをする必要もありますが私の場合はスポーツを上達することが目的で筋肉トレーニングを行っているわけではないですので、体積の大きいアウターマッスルを中心にトレーニングを行っています。
しかし筋肉トレーニングには脂肪を燃焼させて脂肪の体積を減らす即効性はありませんので、ダイエットのためには有酸素運動も必要になります。


有酸素運動は20分以上続けることが基本とされています。
運動を始めるとはじめは体内の糖分がエネルギーとして使用されていき、体内の糖分が少なくなってくると糖分に代わって脂肪がエネルギーとなります。
このエネルギーの転換のタイミングが20分前後だと言われています。
したがって20分未満の運動では糖分の使用割合が大きく、脂肪が使われる割合が少ないために脂肪燃焼に対して効果が少ないのです。
よってジョギングやウォーキング、サイクリング、スイミングなどの有酸素運動を行うのならば20分以上を目安に行っています。
それから筋肉トレーニングと有酸素運動の組み合わせとして重要なことがあります。
それはどちらから始めるかです。
前述しましたように、身体を動かすときには筋肉トレーニングでも有酸素運動でもまずはじめに糖分から使われていきます。
したがってダイエットとして運動を行う場合には始めに筋肉トレーニングを行い、十分に糖分を使ってから有酸素運動を行った方が脂肪の燃焼効率が高まるという事になります。
食事に関しては食事制限のほかにも食事の内容や摂取する時間が重要になってきます。
カロリーの摂取制限を行うことが体重減少には効果的なことは当然ですが必要な栄養素は摂取しないと肌荒れや骨粗しょう症、生理不順などさまざまな身体のトラブルが発生します。
また精神を病んでしまうこともあります。
そのため食事制限よりも食事の回数や量は腹八分目までしっかりと取って、ファーストフードに代表されるような高カロリー食などの食事内容の見直しを行った方が効果的となります。
また、朝や昼は身体を動かす機会が多いのでその時間帯にカロリーの高い食事を行い、就寝前の夕食や夜食は控えると脂肪が付きにくくなります。